多くの女性にとって、人生の大きな節目となる出産。出産のお祝いには明確なルールがなく、想いを込めたプレゼントなら、何を贈るのも基本的には自由です。
最近では労いを込めて商品券や現金を贈る方も増えていますが、それだけでは少し味気ないと感じる方もいるのではないでしょうか?そんな方におすすめなのが、現金や商品金に添えて、赤ちゃんへのプレゼントを贈ること。
今回は、「赤ちゃんに贈るプレゼント」をご紹介します。具体的にどのようなアイテムがあるのか、赤ちゃん向けプレゼントの選び方を予算別で詳しくご紹介します。
■職場の同僚や友人には、3,000円前後のプレゼントが無難
まずは職場の同僚や友人など、距離感が少し離れた相手へ贈るプレゼントをご紹介します。それほど親しくない友人の場合、プレゼントの相場は3,000円程度となります。この金額であれば相手も気軽に受け取れますし、お返しに困ることもありません。
予算3,000円程度のプレゼントでおすすめなのが、よだれかけです。可愛らしいデザインの商品が豊富なほか、ベビーウェアのようにサイズを気にする必要もなく、気軽に贈ることができます。可能であれば、お母さんのリクエストを事前に聞いてから購入すると良いでしょう。また、赤ちゃん用の靴下も喜ばれるプレゼントのひとつ。よだれかけ同様、デザインバリエーションが豊富ですので、贈る側も楽しみながら選べるアイテムです。
■5000円前後のプレゼントは親しい友人の赤ちゃんへ
付き合いが長く、比較的親しい友人であれば、「より高価なものを贈りたい」と考える人も少なくありません。しかし、どれだけ距離感の近い相手とはいえ、高価なプレゼントは受け取りにくいもの。友人間の赤ちゃんのプレゼントに関しては、5,000円程度が相場です。
この価格帯で人気なのが知育玩具。パズルや積み木などのおもちゃは、子どもの考える力を養うアイテムなので喜ばれます。産まれてからすぐに遊べるわけではありませんが、長い目で考えると、おもちゃは必ず必要となるので、相手を困らせることもありません。このほか、小さな赤ちゃんでも楽しめる「布の絵本」のセットも人気です。
5,000円程度の予算ですと、定番のベビーウェアが第一候補にあがるものの、選ぶのが難しいアイテムです。赤ちゃんへのプレゼントとしてベビーウェアを贈る場合は、事前にサイズやデザインなど、お母さんの好みを把握しておきましょう。
■10,000円以上の赤ちゃんプレゼントは相手と相談するのがベスト
親戚や兄弟、家族になると上限がなく、相場は10,000円以上が多いようです。この価格帯の赤ちゃんへのプレゼントは、ベビーベッドやチャイルドシートなど、比較的大きなサイズのアイテムになります。好みや使い勝手も考えなければなりませんので、贈る相手と相談することが大切です。すでに購入していたり、ほかの人からすでにもらっている可能性もあるので、事前に確認しておきましょう。
なお、相手のリクエストが聞けなかったり、相談するのが難しい場合は、ベビー関連の消耗品をまとめて贈るのがおすすめ。オムツなどはいくつあっても足りませんので、よほど両親側にこだわりがない限り、喜ばれるプレゼントとなるはずです。
■心を込めた赤ちゃんプレゼントで、新たな命の誕生を祝福しよう
労いの意を込めた商品券や現金が主流となりつつある出産祝い。本格的な子育てがはじまると、何かと出費がかさみますので、とても喜ばれます。そこに赤ちゃんへのプレゼントを添えると、祝福の気持ちをより相手に伝えることができます。上手に赤ちゃんのプレゼントを選び、新たな命の誕生を心から祝福しましょう。